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 遠い昔、まだ八百万(やおよろず)の神々が信じられていた頃、遥か南の果て九州島・丸泰(まるたい)国に「金色の露(こんじきのつゆ)」と呼ばれるものがあった。

「金色の露」その姿は黄金に輝き、香りは天まで届き、神々の舌をうならせたという。
天変地異がおこった年に、人々はその「金色の露」を神々に供え平穏を願った。

 時は現代、平成の世。丸泰国をこれまでにない天変地異が襲った。人々は伝説を信じ神々へ「金色の露」をお供えすべく、丸泰国当主がその製法を探したが、製法の書かれた五枚の書「金色五書」は王国転覆を目論む伝説の盗賊団「棒麺八衆」によって一足先に奪われてしまっていた。
そこで丸泰国は、この盗賊たちに懸賞金をかけ「金色五書」を取り戻すことを決意した。

『八人の盗賊を見つけた者・捕獲した者には賞金を与える!』
盗賊たちは五枚それぞれの書に秘められた力を使い、棒拉麺「九州シリーズ」に姿を変え全国に散らばっているらしい…。
果たして「金色の露」とはなんなのか?その味を復活させることは出来るのか?

 
 
 
 
 
 
 
 
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