明治32年に中華料理店として創業。百余年愛され続けている「ちゃんぽん」、「皿うどん」発祥の店。中国から来日した陳平順(ちん・へいじゅん)は、長崎の中国人留学生のために「ちゃんぽん」を考案。華僑同士の挨拶言葉「シャポン」から転じて「ちゃんぽん」という料理名に。
こだわりは、意外にも「炒め油」。ラードを中心にオリジナルのブレンドをしているが、この「炒め油」で具を炒めると、油が素材を包み込み、コクと旨味が格段にアップ!もちろんスープは、「四海樓」の社長も認める味に仕上げています。
スープ
たっぷりの豚・鶏のガラで炊きだしたガラスープをベースに、野菜の炒め感や、いか、かきなどの魚介の旨味を効かせており、「四海樓」の特徴である、やや甘めの海鮮ちゃんぽんスープに仕上げています。
めん
九州産小麦粉100%のちゃんぽん専用粉を使用し、もちもち感とつるみが特徴の太めんです。めんを3分ゆで、具とともに90秒煮込むと、本格的なちゃんぽんをお楽しみいただけます。
炒め油
炒め油(ラード)ベースで具を炒めて調理することで、スープのコクと旨味がいっそう引き立ちます。
開発秘話
「四海樓」のちゃんぽんは、平成18年から現在までに7回もの商品を生み出してきたが、全て「カップめん」での開発。「四海樓」とマルタイが協力して約10年。ちゃんぽんの味をもっと再現したいと考えた開発チームは、スープの味には「具の炒め感」が大きな影響を与えることに気づき、野菜を炒めて調理する、棒状めんでの開発に踏み切った。